廊下をバタバタと走って困っています。
「廊下を走るのはやめなさい」より「廊下を歩きましょう」の方が行動変化をずっと期待できます。
−「肯定型メッセージ」を出す努力をしましょう!−
大人が子どもに対して出しているしつけの大半が「否定型メッセージ」です。すなわち「〜してはいけません」「〜してはダメ」のたぐいです。ときにはそれが必要な時もあるのですが、否定型より肯定型のほうが、受ける側にすれば、ずっと実行しやすいです。
日常の中で、自分が子どもに対してどれだけ否定型メッセージをだしているか、一度数えてみてください。かなりの数ではないでしょうか。もし貴方が1日15回も「〜してはいけません」と言われ続けたら,どんな気持ちになりますか。子どもも同じ気持ちになるのです。
1日15回の否定型メッセージを出している人は、そのうちの10を肯定型に言い換えるとどうなるか、その練習をしてみてください。中には言い換えがきかないものもあるでしょうが、何度かやっているうちに結構言い換えることができることに気づかれるでしょう。
肯定型のメッセージを出すと子どもがどう反応するか、是非、効果を期待してやってみてください。