活動紹介


一人で悩まないで

-子どもの虐待防止に向けて-

こちら 「子どもの虐待ホットライン・かがわ」 です。

2000年1月25日 子どもの虐待防止に向けて、私たちの電話相談は活動を開始しました。子どもの虐待防止に関心を持つ一市民として "何かできるのではないか" という思いからの出発です。

Q:
「NPO法人 子どもの虐待防止ネットワーク・かがわ」が設立したきっかけは?
A:
この会は、1999年9月9日に「みんなで児童虐待を考える会」として設立、2000年6月23日にNPO法人として認証されました。精神保健福祉センターの児童虐待の学習会に参加していた者が中心になり、親の立場に近い市民が子どもの虐待防止について考え、悩んでいる人のS0Sを早くキャッチし、支援したいという思いでの発足です。


Q:
虐待を防止するにはどうしたらよいと考えていますか?
A:
子どもの虐待は特別な人の問題ではありません。誰でも起こす可能性はあるし、自分では気づいていなくても虐待をしている事もあります。まず、「虐待」とはどういうことなのか、正しい知識を持つこと。そして、それを自分の周囲に伝えていき、個人の問題ではなく社会の問題として考えていかなければなりません。また、子育てをしていると「こんなはずじゃなかった」ということがよくあると思います。夫に「母親だろ、それぐらいできなくてどうする」と責められたり、必死で「母親だから」とがんばっている多くの親たちの悲鳴をだれかが受け止めなくてはいけません。「虐待をしている」「虐待をしそうだ」と相談される親の多くは、子どもを一生懸命育てたい、良い母親になりたいと心底思いながら、そうなれない自分に激しい自己嫌悪を感じて苦しんでいる人々なのです。

今の社会では育児は誰にとっても難しいことです。母親一人で背負わないように、多くの応援者が必要なのです。